2011年07月05日

【造形・連載】 模造刀の分解・手入れ・改造〜第6回

 スマートフォンの設定と、携帯からの運用移行に四苦八苦中。
こんばんは BFNです。


 さて月一連載みたいになっちゃってますが、今回はメンテナンス編です。
ホントは柄糸(ツカイト)バラして、
柄周りの金具単品までもっていこうかとも思ったんですが
そこまでバラすのは、必要な人が限られるので
一旦ルート分岐して、メンテナンスルートに入ります。


 まずは、これまでの分解の逆手順をとって組み立てます。

 メンテナンスといっても、刀身の手入れか柄糸の交換くらいしか無いんで
柄糸の交換は改造ルートで一緒に説明することに。

 手順的には、柄に茎(ナカゴ)を嵌め込み、目釘穴を合わせて
目釘を 方向を合わせて打ち込みます。
このとき、各部品の裏表を間違えないこと。
目釘穴をしっかりあわせること。
などに注意です。
 

 組み立て終わったら、刀身のお手入れに入ります。

 通常の日本刀、居合い刀などでは
古い油を拭いとって新しい油に塗りかえ、刀身が錆びないようにしますが
基本は一緒です。
 よく時代劇なんかで見る、粉みたいなもの(打粉)をポンポンと付着させて
紙で拭い取っている動作は、古い油を拭い取っている段階です。


 模造刀は、購入段階で刀身に さまざまなものが付着しています。
とりわけ着いてるには、研磨剤。  次に指紋等の皮脂。
これらは邪魔なので取り除いておきたいところです。

 ここで洗浄液として使うのはアルコール。
道具の説明時に書きましたが、私のお勧めは
メタノール95%以上含有の 燃料用アルコールです。

 理想的なのは、ホントはもっと別物だし
消毒用アルコールじゃダメなの? って思うかもしれませんが
油関係の除去には、経験上エタノールよりもメタノールの方が洗浄効果が高く
水分の少ない方が、ちゃんと除去できます。
 ま、アセトンの方が良いんでしょうけど、臭いが嫌って人もいるだろうし
諸々の条件、洗浄力・価格・毒性・乾燥性などの観点から
燃料用アルコールをお勧めします。

 布巾にアルコールを染み込ませて、白い曇りが無くなるように拭きます。
見た目きれいなら、一度アルコールを塗りつけて乾かす感じで良いでしょう。
布巾を換えて、乾拭きして仕上げます。


 今度は保護剤としてシリコンオイルを塗ります。20110705_1.jpg
刀油の代わりですね。

 ミシン油とかでもかまわないのですが
オイル自体の腐食性や価格なんかの条件から、
シリコンオイルをお勧めしておきます。
揮発性と書かれていない潤滑用のヤツが良いです。
画像のスプレータイプで1本200円くらいからありますので20110413_7.jpg
比較的入手しやすいです。

 アルコールの時と同じように、
布巾にオイルを染み込ませて、刀身に塗りつけます。
今度は、刀身に着いているか着いていないか
見た目ではわからないくらいで
触って初めて 薄ーく着いているのがわかるくらいが良いです。

 刀身に薄くスプレー噴きしてから、乾拭きで 拭き取っても良いです。

 極力薄く、でも全面に着いてる。
そんな感じを目指しましょう。


 ここまでしておけば、亜鉛合金が腐食することは ほとんど無くなります。
それでも多湿条件とかではダメですけど。

 外で使用するごとに、
上記のアルコール拭き取り&シリコン塗りつけをしておけば、結構安心です。


 次回 柄糸の交換 やってみましょう。


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2011年06月02日

【造形・連載】 模造刀の分解・手入れ・改造〜第5回

 また仕事忙しくなってきたなぁ・・ それと7月から輪番休日だとさー・・・
こんばんは、BFNです。


 さて第5回。 柄(ツカ)から茎(ナカゴ)を抜いてみよう。

 これも安っすい模造刀の特徴ですが
茎を柄に入れるとき、強引に叩き入れている場合が多いです。
容易に刀身が抜けないようにするための安全策でもありますが
まぁ 工程削減でしょう。

 どうも造りを見てみると、本来の刀と異なり、柄に茎を叩き入れてから
まとめて目釘穴を開けているようです。
調整の必要が無い分 容易に抜けないわけです。
 
 なので、柄から茎を抜く時は相当な力が要ります。
今回は、抜き方を2種類紹介ということで。

 一つ目の方法は 力技。20110525_1.jpg
撮影協力 近所のオタでニートのかずぃ君。

 画像のように持ち、脇を締めて固定し、
柄を「前」に引っ張りながら「上下」に振ります。
ちょっとでも柄が動くようなら
繰り返しで抜くことができます。
けっして表裏方向に振ってはいけません。 ぶれてもダメです。
多分取り返しがつかなくなります。


 二つ目の方法は 道具利用で。20110525_2.jpg

 画像のように鍔に厚めの当て布をして
刀身を上にして持ち、
当て布の上から鍔をハンマーで叩きます。
 思いっきり叩くと鍔が歪みますのでやめましょう。
接着して無い限り 繰り返せば抜けてくる。
・・はず。
(接着してても抜けるけど)

 力加減は・・・
20cmの高さからの自然落下ハンマーの2倍〜3倍くらい
(わかりにくい)
 柄を上にした方が持ちやすいかもしれませんけど、私は痛い思いをしました(爆)
非力な女性だと、こちらの方法なんだろうなぁ。

 鍔の全周をまんべん無く叩く感じでやりましょう。
上下方向のみで叩くと抜けやすいですが
鋳物の鍔が耐えられないことも有るようです(叩きすぎ?鋳物って変形しやすいです)


 一度柄から茎を抜いても、元に戻すときに苦労します。
なので私の場合、ここで一度「調整」を入れます。
 
 具体的には、柄の中をのぞいてみて20110415_6.jpg
茎が引っかかっていた部分は、
プラスチックが削れてたり
つぶれてたりしていますので
茎のその部分にヤスリをかけて
抜き差しやすいようにしてしまいます。
 
 そんなことをしなくても、
10回程度分解−組立を繰り返せば、それなりに緩くなりますが。
元には戻せなくなる工程なので、詳しくは書きません。

 ↓ 程度で。

 茎ではなく、柄の中の方を削った人がいますが「その手があったか!」
と一瞬だけ思いました。 やらないけど。
(理由は自分でやってみて体感しましょう(意味深))

 この模造刀の場合、柄(ツカ)の中を覗いてみると
左上図の赤丸3箇所が強く削れていたので、そこが当っていた場所と判断し
上(峰側)は表裏方向 合わせて1mmほど薄く(表0.5mm、裏0.5mm)
下(刃側)は上下方向で 1mmほど削りました。

 何度か抜き差ししながら、「ちょっとキツイけど素手で作業できる」ってとこまで削りました。
削りすぎると、組み立ててもカチャカチャ動くようになってしまうので、削りすぎには注意です。


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2011年05月20日

【造形・連載】 模造刀の分解・手入れ・改造〜第4回

 また爪と肉の間に猫爪入れられた・・・ ここって治り難い。
こんにちは BFNです。


 思わず一ヶ月開きましたが、続きと言うことで。
今回は目釘抜きのお話。

 実のところ、刀のメンテナンス用具で目釘抜きは売ってますが
ちゃんと作られた刀か、調整された目釘でないと
この道具では、かなり抜き難いです。

 というわけで、ここでは割り箸を使って「目釘抜き」を作ってしまいます。
一本作っておくと、他の模造刀にも使えるし意外と長持ちします。


 安っすい模造刀には、 20110415_1.jpg
そんなことは無いかもしれませんが
目釘には、柄(ツカ)の表と裏に合わせた
「約束」があります。

 通常、目釘には軸方向に沿って
傾斜が設けられていて
柄の表から裏に向かって楔(クサビ)になるように入れてあります。
 なので、これを抜く時には、反対方向の裏から押して(叩いて)
表に抜くという お約束です。
したがって目釘自体にも表裏の方向があります。


 まず目釘抜きを作りましょう。 20110415_2.jpg

 前回紹介した竹箸を10cmくらいで切断し、
切断面を目釘に当てながら
カッターで目釘より若干細くなるまで削ります。
 目釘より直径で0.5mm細く、
長さ10cmくらいでしょうか。
これを「目釘抜き」とします。
四角くなっている「割箸の割る部分」を残しておくと 釘のようにハンマーで叩きやすくなります。


 模造刀の目釘は、滅多なことでは緩まないように
強引に叩き入れている場合が多いです。
柄(ツカ)の裏側から、目釘に「目釘抜き」を当てて金槌で叩きましょう。

 この時の注意点は二つ。 20110415_3.jpg
 
・一つは、目釘の角度に合わせて叩くこと。
 そうしないと目釘が壊れる場合があります。

・二つ目は、模造刀の下に、
 重ねた新聞紙や布などを敷きましょう。
 床の上で作業をして、目釘を叩いた衝撃で床が凹んだ。
 なんてことになったら、目も当てられません。
 
 目釘が全部抜けきるまで叩かなくても良いです。
それと、抜いた後、目釘の表裏がわからなくなりそうなら
叩く前に、鉛筆で表裏がわかるように印をつけておきましょう。


 次回 柄(ツカ)から茎(ナカゴ)を抜いてみよう で。

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2011年04月20日

【造形・連載】 模造刀の分解・手入れ・改造〜第3回

 地震の影響での水周りの修理に加え、香典が6人分とか・・
一気に財務がタイトになってしまった・・ こんにちはBFNです。


 今回は使用道具編。
一部からツッコミが入ると予想される(笑)
基本、ダ○ソーを主として、追加ホー○ックで揃えられるもので構成してみた。
実際に使ってるものは、特殊工具に類するものもあるんだけどね。


20110413_1.jpgカッター :ダ○ソーで売ってますね。
     扱いやすい大きさならなんでも良いです。
 
金鎚(ハンマー) :これも最近ではダ○ソーでも
     売ってるようで。
     これも扱いやすい大きさで。
     プラハンの方が良いっちゃ良い。

タオル :3〜5枚。 できれば使い捨てできるような安いヤツで。
     色柄ものは避けて白単色が良いです。これもダ○ソーで入手できます。
 

20110413_2.jpg綿手袋 :無ければ軍手でも良いです。
     金属を扱うし、油ものもありますので
     怪我防止に。 すべるようなら
     ゴムの滑り止め付きでも良いです。
 
新聞紙 :下に敷きます。1日分あれば良いですかね。
     部品の紛失や、床の汚れなどを
     格段に防止できます。
 
マジック、鉛筆 :できれば、鉛筆(シャープペンシル)とマジックの両方在ると良いです。

20110413_3.jpg割り箸 :竹製が良いです。
     100膳で300円〜400円くらいで売ってます。
     ここでは、先端断面が丸く、
     くっついてる部分が
     断面四角いのものを使います。



20110413_4.jpg紙ヤスリ :これもダ○ソーにあります。
     80番〜240番の数種類あると、なお良いです。
 
サンド・ブロック :紙ヤスリの平面出しに使います。
     無ければ、木片などの
     硬くて平面があるヤツなら代用できます。


んで、ちょっとだけ特殊品。

20110413_5.jpgアルコール :ちょっと注意が必要かな?
     と思ったので、アルコールについて追記。
      消毒用より画像のような
     燃料用をオススメします。
     水分が少なくてメタノール主成分
     というところが良い。
     500mLで400円くらい。

20110413_6.jpg     消毒用でも良いですが、
     成分表示でアルコール(エタノール)が
     95%以上のものにしましょう。
     今回アセトンは ちとお勧めしません。



20110413_7.jpgシリコン・オイル :最後に仕上げとして使います。
     防錆・潤滑に使うような
     オイルならなんでも良いんですが
     シリコン・フッ素系の潤滑効果の
     あるやつは、腐り難く汚れ難くいので
     お勧めします。
     でも、フッ素系はお高いのも有るので覚悟。
     ぶっちゃけミシン油でも可。

 一部、安全のためとか、分解後のためとかの品もあるので
その辺の使用法は、おいおいと説明していきましょうかね。


 次回、目釘を抜いてみよう。

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2011年04月14日

【造形・連載】 模造刀の分解・手入れ・改造〜第2回

 急に会社の生産ラインが2直体制になって、派遣の人がいっぱいになった・・
急に残業が無くなった。 こんにちは BFNです。


 前回の連載を見て某人から
「 方向の説明すんなら 先に部品名称の説明くらいしろや デコ助ぇ 
 鐺(こじり)っつっても しろーとに解かるかよぉ (意訳(笑)) 」
と、お言葉をいただきましたんで ちと失敗したなー と反省。

 今回は部品、部位の名称です。


 若干、今更感がありますが ここでの説明に使うための名称です。
拵え(こしらえ)とか、年代とかの呼び方はしませんので よろしくです。

imitationsword_custom_002.jpg









 1鞘(サヤ)   : 刀身部分を納める筒状部分。 木製が主。

  鐺(コジリ)  : 鞘の先端の閉じている方の部分。 金具が付く場合もある。

 3鯉口(コイクチ): 刀身を出し入れする、鞘の口部分。

 4下緒(サゲオ) : 鞘を帯に付けるための紐。 装飾であることが多い。

  刀身(トウシン): 刀本体のうち、鞘に納まっている部分。

 6峰(ミネ)   : 刀本体のうち、切れない方。 棟(ムネ)とも呼ぶ。

 7刃(ハ)    : 刀本体のうち、切れる方。
          刃紋(ハモン)と呼ばれる焼入れ模様が付く場合が多い。

 8ハバキ     : 常用漢字で出てこねぇ・・刀身が鞘から
          抜け落ちないようにする部品の一つ。

 9鍔(ツバ)   : 刀身と柄の間にある部品。
          柄を握る手を防御するもので、これ単体で美術品とすることも多い。

10切羽(セッパ) : 鍔に添えるられる金具。
          これの厚さで刀身がグラつかないように調整する。

11縁(フチ)   : 柄の鍔側の先端。 縁金(フチガネ)と言う金属部品が付く。

12柄(つか)   : 刀本体のうち、茎を納めて刀を握る為の部分。

13柄巻き(ツカマキ):柄を鮫皮で包み、柄糸で巻いた部分。色々な装飾がある。

  柄糸(ツカイト): 柄を巻いたひも状のものの総称。巻き方には流派(?)があり
          革や竹(皮)なども使われる。

15茎(ナカゴ)  : 刀本体のうち、柄に納まっている部分。
          通常、刀匠の銘や鑑定履歴が刻まれ、句などが刻まれることも(嘘)。

16目釘(メクギ) : 刀身を柄に固定する棒状の部品。

17目釘穴(メクギアナ):目釘を通す穴。 目釘孔とも書く。

18目貫(メヌキ) : 目釘の頭を装飾する部品。 模造刀の場合、その限りではない。

  柄頭(ツカガシラ):刀身とは反対に位置する、柄の先端。
          通常は金具の部品が付き、その部品のことを言う場合が多い。


 こんなところで。 柄下地とか小柄とか栗形とかは別の機会にでも。


 次回 使用道具ー。

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2011年04月12日

【造形・連載】 模造刀の分解・手入れ・改造〜第1回

 毎日かたづけと地震とを繰り返す・・・ なんとかならんかなぁ。
こんばんは BFNです。


 というわけで不定期連載第1回です。

 ざっと調べた限りでは、「刀」「真剣」「居合い刀」などの取り扱いを扱うページは、
比較的容易に探しだせるようですが、
その作業を「模造刀」「美術刀」に当てはめた時、必ずしも同じように行かない。
または失敗することも多いようです。

 その辺りの情報を、自分の知識内で「補正」して扱える人は良いのですが、
初めて「模造刀」を扱う人にとって「補正」するための知識を集めることは
結構な労力だったりします。

 と、いうわけで
そういう人たちに対しまして、多少でも手助けになればなー と、思い
私が行っている「模造刀」の取り扱い方を書き連ねてみようかなぁと。
 とりあえず正しい情報ばかりではないので、以下読んでみても
自分なりの方法で試してみることをお勧めします。


 なお、専門用語は使いますが、専門の道具や材料を なるべく使わずに
一般で手に入るものを中心にレポートを作成します。
 そのため、専門の道具なんかを使って行っている私の実作業とは
多少異なる部分もありますので、
その辺も含めて全体的にツッコミは無しでお願いいたします。
(質問いただければ答えられる範囲で回答しますが)


 まずは今回、前提条件設定。
以後の説明を円滑に進めるために 前提条件の設定をば。

 これから扱う模造刀は、 20110407_1.jpg
おそらく現段階で一番入手しやすい
価格帯が3000円〜5500円の
刀身が亜鉛合金製のものです。

 
 外観上の判断基準としては、
全長が100cm前後 刃渡り70cm前後、重量900g〜1200g
握る部分(柄)の下地がプラスチックでできています。
所謂「黒石目」と呼ばれる仕様です。


 んでもって、大事なことを一つ。  この仕様の模造刀は元々

『 分解できるようには出来ていません。 』

メーカー推奨の取り扱いは 『 分解しないでください 』 です。

 いきなり本レポートの腰を折るような事ですが、
これを踏まえていないと色々失敗しますので気をつけましょう。
 しかしながら、この模造刀をコスプレに使おうとすると、
どうしても「それでは困る」段階が発生します。
 具体的には鍔の交換とかです。
 ちなみに「真剣」は言うに及ばず「居合い刀」などは、このようなことは無く
ちゃんと刀身むき出し状態にまで分解できます。

 そういうことなので、以下これから書く内容を実行する場合は、
『 あくまでも自己責任で、自分の裁量の範囲内で行ってください。 』


 模造刀には個体差もあります。 材料違いやメーカーの違いもあるでしょう。
ですので、このレポートの通りやったのに、「結果が違うじゃないか」とか
「壊れて元に戻らない。どうしてくれるんだ」とか
「弁償しろ」とか言われても 実行してみての責任は取りませんので、
あくまでも自己責任で、です。
 
  また、ほとんどの人の場合、すべての工程を実行する必要は無いかと思われます。
自分の目的に合わせた作業を実行してください。


  んで、ここでの方向の呼び方について。imitationsword_custom_003.jpg



 柄の画像で見えている方、
縁付近の柄糸の巻き始めが見える方ですが
こちらを「表(オモテ)」。
反対側の柄糸がねじれている部分から始まる方を「裏(ウラ)」とします。

 中段に構えた時に、左側にくるのが表、右側にくるのが裏でしょうか。
また、峰側を「上(ウエ)」、刃側を「下(シタ)」と称します。
次いで、柄頭の方向を「前(マエ)」、鞘または鐺の方向を「後(ウシロ)」とします。
 
 ふつーは、こんな呼び方はしませんが(柄の表裏はありますけど)、
説明する便宜上 方向表現は有ると便利ですので
こういう呼び方をしようと思います。


 次回、各部の名称と部品構成についてー。

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2011年04月05日

【造形・その他】 ちょっと試してみようか

 えー・・・ 本日帰宅途中、 家の近くで 車に撥ねられたとみられる「猫だったモノ」が・・・
帰宅して点呼(笑)とったら、餌付けしてるヤツらは全員無事だったので
別のやつみたいなんだけどね。  野良の業というものか。
こんばんは BFN です。


 本サイトの方では、一応アクセス解析なぞしている訳ですが

 モンコレのレポートを早めに上げるようにしてから、
アクセス数とカウンターの回りが 約2倍にー・・・
と、思ってたらアクセス解析の結果を見る限りでは
モンコレ関連の検索は増えてない。
そちらは、ブックマークとかで繰り返し見てる人が多いみたい。

 その代わり、今年に入って徐々に増えてたのは
「コスプレ」「模造刀」「作り方」「分解」「はずせない」「鍔」「薙刀」「目釘」「改造」
などのキーワードでの検索アクセス。

 フレーズ(キーワードを組み合わせたもの)を見ると
金属製模造刀のトラブルと解決法とおぼしき組み合わせが
じわじわと増えてきた感じ。

 ???

 私、そっちの方は、1年以上更新停滞してるんですけどー・・
なんかコスプレ関連で模造刀の需要でも増えてきてるんですかね?
通販で買う人が増えたから、トラブルも増えたと予想しますが。


 という訳で、もうすぐ春っぽくなってきて、気温も上がり
そちらの方の活動も再開できるようになることだし
リクエスト(違っ)に応えるためにも
作りかけのデータ段階で止まってた、
「自分流模造刀の取り扱い方」 を文章にしてみようかと。

 ちょっと 試しってことで。

 こういうことしないと、モチベーション上がらないのは悪い癖だ。


 とりあえず、不定期連載ってことで。

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