こんにちは BFNです。
こっから若干試験対策用の内容になってきますんで
逆に突っ込みが入りそうですが
とりあえず書ける分は書いていきましょうかね。
えー、テクニカルガイド等を参考にするなら
主として裏周り(文字板側)から分解していきますので
例にならっていきます。
(先にローター外しちゃってますが・・)
先に書いておきますが、
一般の分解洗浄工程と実技試験工程が大きく違うのは
洗浄にアルコールやベンジンなどの溶剤を持ち込んで使用できないこと
だと思っています。
超音波洗浄機も、音への配慮から使用できない・・はずです。
供与される溶剤1種のみ使用して洗浄するため
昔ながらの手法を使用して洗浄する必要があるので
ここに受験用のテクニックが必要になっています。
3.カレンダー周りの分解
文字板外した状態からスタートです。
クオーツの曜車と違って、変な噛み合いは有りませんので
ぶっちゃけ、どんどん分解して構いません。
気を付けるところは、部品によって付着している油種に違いがあるので
それぞれ仕分けして洗浄カゴに入れること。
ここが先に書いた「受験用のテクニック」でしょうか。
理由は・・・文章にするのがめんどくさいんで
希望が多く有ったら書くかもしれません。
3−01 曜車止め座
最初は曜車止め座。
裏表があります。(観察してみてください)
3−02 曜車
ふつーに外れます。
以下同様に外すだけのものは説明略。
キズには気をつけてー。
3−03 曜修正伝え車
3−04 日車押さえ止めねじA、B
ここでブービートラップ(笑)
専用のプラスドライバーが必要です。
何の嫌がらせなのかと・・・
3−05 日車押さえ
裏表と方向を覚えておきましょう。
3−06 日車
3−07 日ジャンパー
3−08 カレンダー修正車
3−09 筒車
3−10 日の裏車
3−11 日回し中間車
3−12 日回し車
3−13 筒かな
専用のヤットコか
「筒かな抜き」工具を
用意する人もいるらしい。
力を入れすぎると、
筒をつぶしてしまうので注意。
画像は、筒かなを抜く前のものですが
耐震装置の分解は、
もっと後での指示になってますね。
全部外した後、
最後に裏輪列側の分解をするみたいです。
ここで前回「中枠」と書いていたプラスチックの黒い枠ですが
「文字板止め座」と言うそうです。
筒かなの後に外して、地板をむき出しにする指示になっています。
まぁ、どっちでもいいですけど。
次回、表輪列周りを分解していきます。