えー、かつて中国には神槍 李と呼ばれる六合大槍の使い手が・・・
嘘です。 タイトルとは関係ありません(笑)
こんばんは BFNです。
蛇尾丸の図面引いて、さてどういう仕様に仕上げようかと考えていたら
1件のお問い合わせが届きました。
曰く
「販売されている模造刀の柄の色が気になってしまって・・・
中略 改造でも受けていただけますか?(若干意訳)」
とのこと。
まぁ、天鎖斬月もやってることだし、同様の問い合わせは何件もいただいてますので
いつものように、
・模造刀の往復送料は其方持ち。
・改造した後は、基本的に元には戻せません。
・柄糸とかは其方で用意してくださいね。
etcの質問の内容にあわせた感じで詳細にして長めの返答して
どうせお値段とか合わないから(簡単に諭吉さんが出る)
すぐに音信不通になるんだろうなー とかなめてたら(<失礼)
まだ模造刀は購入してないこと、鍔は「コミック鍔」を使えないか 等
自分の現状を交えつつ、しっかり話しについてきた。
お話を繰り返すうちに、
「こうしたい」という資料までつけて返信してきたり。
はっきりいって自分の希望を
資料にまとめて送ってきた方は初めてです
(マジで)
腕も鈍ってることだし、久しぶりに柄周りいじりたくなったし
亜鉛合金製の「コミック鍔」にも興味があったので
引き受けてみることにしました。
というわけで、急遽お題は「神槍拵え 模造刀改造版を作ってみよう」です。
まずは、仕様検討で
柄糸は好みの色は用意できそうに無いので 白で。 という話でしたが
氷輪丸の時の染色剤って、薄く染めれるのかな?
と 疑問がわいてきたので試しにやらせてもらうことにしました。
白無地の平紐(ポリエステル)に、
標準染色濃度の1/10、1/2で処理して
発色をサンプルとして提示してみようかと実験開始。
濃度調整してみましたが、中々濃いです。
ホントに1/10? と疑念を持ちながら染色処理。
できたのがこちらです。
左から 洗っただけ未処理、
1/10濃度、1/2濃度、指定濃度(1/1 氷輪丸)
キッチンペーパーで脱水した状態なんで、
乾けばもうちょっと淡目に発色するとおもいますが
どうやら濃度そのままの濃さでは発色しないっぽい。
1/10濃度でも結構濃く出ますね。
画像では、色調が違って見えることが多いので
このサンプルを送って、話を続けてみたいと思います。
さて、どんな形になりますやら。