2023年04月06日

【造形・時計】双眼顕微鏡メンテナンス

 朝はまだ寒いですが、昼は上着が要らなくなってきましたね。
こんばんは BFNです。


 ちょっと「ミニチュア作りたい病」にかかって熱が出始めましたので
材料の買い足しとか工具買いとかしてましたが
冬の間、使い難いなーと思いつつそのままにしていた
双眼顕微鏡のメンテナンスをしてみました。

 基本的に中古で買ってからレンズ周りしかいじってなかったんで
グリスの劣化とかで動きが悪かったんですが
ここ半年くらいで部品の破損が起きるくらい動きが悪くなったんで
駆動部分のグリスアップと中のレンズのクリーニングです。
 

 とりあえず、分解自体7年ぶりくらいなので20230406_1.jpg
マニュアル見ながら作業開始。
やってるうちに思い出すデショの感覚で。
 
 
 
 
 
 
 
 今回はプリズムとか光軸の20230406_2.jpg
調整はやらないのでゲージは使いません。
まぁ、純正品のゲージは持ってないので
ズレが本格的にならないと
やらないでしょうが。
 
 
 
 
 
 上下にピントを調節する20230406_3.jpg
フォーカスマウント部分が今回の難所。
ここのグリスが硬くなった上で
背面のクランプノブが破損してしまいました。
仕方なく部品どり用の方から移植しましたが
硬すぎて微動ハンドルの方も
壊れるかもしれないので今のうちに。
 
 ぶっちゃけ、素手では動かせませんでした。グリス硬すぎ。
 
 接眼レンズ周りも分解。20230406_4.jpg
レンズ全部とプリズムの
見えてる部分の汚れを拭きあげ。
視界がクリアになりました。
プリズムはここまで分解しないと
触れません。
 
 
 
 
 これでいったん終了。20230406_5.jpg
動作確認してみましたが
ちょっと緩かったので調整。
 
 マニュアルでは、
グリスは緩いのと硬いの
2種類指定がありましたが
今回は緩いのだけ使用。
指定グリスが入手できなかったので、光学用の物性が近いヤツを使ってます。

 光学機器に使う綿棒は、薬局とかで売ってるヤツは使いません。
基本的にカメラ用(今回使用。画像に写ってるやつ)か工業用綿棒を使います。
薬局の綿棒は抗菌剤が添加されてるのがほとんどなんで
溶剤使うと溶けだしてレンズに付着するんですよね。


 さて、これで作業性は上がるでしょう。
ミニチュアにも使えるしね(笑)
 
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posted by BFN at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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