2015年02月11日

【日記・時計】ダイジェスト版 時計修理技能士1級 実技解説05

実技試験まで あと3日。
こんばんは BFNです。


 今回は洗浄について、色々と書いてみましょう。
特に段階的なものとか、順番的なものはありませんが
「適時」やっていくことになりますので
自分に適したタイミングを取り入れていきましょう。

 2級の洗浄は、此方では公開しませんでしたが、
1級は、簡易的に。


 以前にも ちょろっと書きましたが
時計修理技能検定では、与えられた溶剤1種類のみを使用して
部品の洗浄を行いますので、ベンジンやアルコール、トリクレン等の
一般溶剤は、持ち込みも使用もできません。

 あと、超音波洗浄機も使用できませんので
昔ながらの刷毛洗いとか、綿棒擦りとか駆使して
オイルを除去するわけです。



5.洗浄


5−1 道具

 ・シャーレ(洗いビン、タッパー)20150211_1.jpg






 ・洗浄カゴ20150211_2.jpg


 ・ブロアー


 ・ロディコ


 ・掃除木、ピスウッド


 ・洗い刷毛20150211_3.jpg


 ・綿棒


 ・クリーニングクロス



5−2 綿棒拭き20150211_4.jpg


 グリス類は、基本的に
 溶剤浸漬する前に粗取りします。


5−3 掃除木除去20150211_5.jpg

 綿棒が入りにくい
 ホゾ穴などに使用します。


5−4 ピスウッド(掃除木)

 使ってないので割愛。
 ホゾを刺してオイルを吸収したり、溶剤を飛ばして乾燥したり 色々です。


5−5 各部品のグリス除去方法20150211_6.jpg





 
20150211_7.jpg






 綺麗になったので、溶剤洗浄へ投入します。20150211_8.jpg







5−6 洗浄カゴへの投入20150211_9.jpg

 洗浄カゴへの部品投入は、
 複数のカゴへ「区別」して入れましょう。
 


 一旦こんな感じでしょうかね。
 詳細版は、またしても別のブログで。
 乾燥工程はブロアーとピンセットで。



 次回から組立と注油作業に入りましょうか。

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posted by BFN at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事> 検定・資格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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