こんばんは BFNです。
今回は洗浄について、色々と書いてみましょう。
特に段階的なものとか、順番的なものはありませんが
「適時」やっていくことになりますので
自分に適したタイミングを取り入れていきましょう。
2級の洗浄は、此方では公開しませんでしたが、
1級は、簡易的に。
以前にも ちょろっと書きましたが
時計修理技能検定では、与えられた溶剤1種類のみを使用して
部品の洗浄を行いますので、ベンジンやアルコール、トリクレン等の
一般溶剤は、持ち込みも使用もできません。
あと、超音波洗浄機も使用できませんので
昔ながらの刷毛洗いとか、綿棒擦りとか駆使して
オイルを除去するわけです。
5.洗浄
5−1 道具
・シャーレ(洗いビン、タッパー)
・洗浄カゴ
・ブロアー
・ロディコ
・掃除木、ピスウッド
・洗い刷毛
・綿棒
・クリーニングクロス
5−2 綿棒拭き
グリス類は、基本的に
溶剤浸漬する前に粗取りします。
5−3 掃除木除去
綿棒が入りにくい
ホゾ穴などに使用します。
5−4 ピスウッド(掃除木)
使ってないので割愛。
ホゾを刺してオイルを吸収したり、溶剤を飛ばして乾燥したり 色々です。
5−5 各部品のグリス除去方法
綺麗になったので、溶剤洗浄へ投入します。
5−6 洗浄カゴへの投入
洗浄カゴへの部品投入は、
複数のカゴへ「区別」して入れましょう。
一旦こんな感じでしょうかね。
詳細版は、またしても別のブログで。
乾燥工程はブロアーとピンセットで。
次回から組立と注油作業に入りましょうか。