2014年12月25日

【日記・時計】ダイジェスト版 時計修理技能士1級 実技解説02

撮影した分は更新しておきましょうかね
こんにちは BFNです。


 こっから若干試験対策用の内容になってきますんで
逆に突っ込みが入りそうですが
とりあえず書ける分は書いていきましょうかね。

 えー、テクニカルガイド等を参考にするなら
主として裏周り(文字板側)から分解していきますので
例にならっていきます。
(先にローター外しちゃってますが・・)


 先に書いておきますが、
一般の分解洗浄工程と実技試験工程が大きく違うのは
洗浄にアルコールやベンジンなどの溶剤を持ち込んで使用できないこと
だと思っています。
超音波洗浄機も、音への配慮から使用できない・・はずです。

 供与される溶剤1種のみ使用して洗浄するため
昔ながらの手法を使用して洗浄する必要があるので
ここに受験用のテクニックが必要になっています。


3.カレンダー周りの分解

 文字板外した状態からスタートです。

 クオーツの曜車と違って、変な噛み合いは有りませんので
 ぶっちゃけ、どんどん分解して構いません。

 気を付けるところは、部品によって付着している油種に違いがあるので
 それぞれ仕分けして洗浄カゴに入れること。
 ここが先に書いた「受験用のテクニック」でしょうか。
 
 理由は・・・文章にするのがめんどくさいんで
 希望が多く有ったら書くかもしれません。


3−01 曜車止め座20141225_1.jpg

 最初は曜車止め座。
 裏表があります。(観察してみてください)



3−02 曜車20141225_2.jpg

 ふつーに外れます。 
 以下同様に外すだけのものは説明略。
 キズには気をつけてー。
 

3−03 曜修正伝え車


3−04 日車押さえ止めねじA、B20141225_3.jpg

 ここでブービートラップ(笑)
 専用のプラスドライバーが必要です。

 何の嫌がらせなのかと・・・


3−05 日車押さえ20141225_4.jpg

 裏表と方向を覚えておきましょう。


3−06 日車


3−07 日ジャンパー20141225_5.jpg


3−08 カレンダー修正車


3−09 筒車


3−10 日の裏車


3−11 日回し中間車


3−12 日回し車20141225_6.jpg


3−13 筒かな

 専用のヤットコか
 「筒かな抜き」工具を
 用意する人もいるらしい。
 力を入れすぎると、
 筒をつぶしてしまうので注意。


 画像は、筒かなを抜く前のものですが20141225_7.jpg
 耐震装置の分解は、
 もっと後での指示になってますね。
 全部外した後、
 最後に裏輪列側の分解をするみたいです。


 ここで前回「中枠」と書いていたプラスチックの黒い枠ですが
 「文字板止め座」と言うそうです。
 筒かなの後に外して、地板をむき出しにする指示になっています。
 まぁ、どっちでもいいですけど。
 
 
 
 次回、表輪列周りを分解していきます。
 
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posted by BFN at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事> 検定・資格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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