2014年12月18日

【日記・時計】ダイジェスト版 時計修理技能士1級 実技解説01

 さて、実技の復習は続けています。 こんばんは BFNです。


 2級の作業は全部こなせることを前提にしますので
要所々々は端折りますが、とりあえず書いてみますか。

資料は一部もらったけど、教えられたわけではないので
間違ってるところはあるかもしれません。
そこのところよろしく。


 用意したのは課題時計の7S26(A)搭載のセイコーファイブです。

20141218_1.jpg セイコー :セイコー5モデル
 ムーブメント: 機械式
 キャリバー: Cal.7S26(A)
 仕様:3針アナログ表示 カレンダー付  21石
 

 前回はバンドが付いた状態で配布されましたので
バネ棒外しを1本用意しておくと安心でしょう。
(マイナスドライバーでも外せますが)


1.性能確認

 外観は事前に提出済みなので、他の部分をチェックします。


1−01 竜頭(巻真)確認

 このモデルは手巻き機能は付いてないので
 スムーズに回転するか、首振りは無いか、2段引きできるか など。


1−02 日車/曜車/針動作確認


2.外装出し

2−01 裏蓋開け

 基本的に2級と同じです。


 ここで歩度チェックを入れたい場合があります。


2−02 ローター外し20141218_2.jpg
 私はこの段階で、
すぐにローターを外しちゃいます。
 下手に置いたりして、
歪ませたりするのが怖いので。


2−03 竜頭外し 20141218_3.jpg

 オシドリを押し込んで、竜頭を外します。
 基本は2級と一緒です。



2−04 ムーブメント取り外し20141218_4.jpg

 黒い中枠をつかんで
 ケースからムーブメントを取り外します。

 以降、分解の最終段階まで
 中枠は付けたままでも作業はできます。
 地板のどこに中枠が嵌っているか、裏表はどちらか
 しっかり確認しておきましょう。
 (意外と迷います)


2−05 針外し20141218_5.jpg

 基本は2級と一緒です。




2−06 文字板外し20141218_6.jpg

 矢印の2箇所で圧入してありますので
 2級同様にマイナスドライバーで
 優しく抉りましょう。
 干支足折らないように、均等に外しましょう。



一旦ここまでですかね。

次からは、基本的にテクニカルガイドの手順に従って
裏周りから分解していきましょうか。
 
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posted by BFN at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事> 検定・資格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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