会社の同僚から預かりました懐中時計。
クオーツモデルで、
4月に電池交換をしたやつなんですが
当時、電池の液漏れが発生していて
暫定処置として
見える部分だけ電極の腐食取りと
拭き上げ処理で対処しました。
(だって・・オーダーが電池交換のみで「安く」だったんだもん)
その後、しばらくは動いていたんですが
どうも不定期に止まる現象が起きてるらしい。
安物だけど、お父さんからもらった形見らしいので
なんとか動くようにして欲しいとのこと。
お金はかかっても良いので、せめて直るかどうかの診断をして欲しいと。
最初から時計店に持ち込めばいいのに・・・と思いつつ
関わった縁もあるので、分解清掃してみることにします。
まずは、止まり現象のチェック。
放置観察してみてて、「どういう止まり方」をするのか観察します。
その結果、若干の針スレ(時分針が当たる)はありましたが
直接の止まり原因ではなく
止まったあと、少し時計自体を振ってみると、また動き出します。
歩度(パルス)は正常に出ています。
ということで、ある程度不具合箇所を予想してから
分解に仕掛かりました。
多分、輪列周りになんか付着とか絡んでたりするんじゃないかなー と。
結構古いキャリバーらしく、
メーカーはよくわかりませんが
香港製らしき記述があります。
部品1つ1つがちょっと厚いです。
カレンダーとか付いてないので、
裏周りはシンプルですね。
竜頭周りも汚いので、
拭き上げクリーニングを入れようと思います。
回路に付属する電極は、
電池の液漏れで腐食が進んでいます。
根元まで綺麗ににしておこうかと思います。
結果的には、ローターに錆?らしき異物が付着していましたので
洗浄とロディコで丁寧に除去。
順次組み立てていきます。
慣れない機体は、画像残しながら分解しないとダメですね。
今回の物は比較的簡単なはずなのに
竜頭−巻真周りの構造が、ちょっと変な形してたので
組み付けるのに苦労しました。
最後に懸念事項の針スレも
直しておきましょう。
なんか、変に時針が
曲がってたりしたので一応修正。
ハカマの根元から
首をかしげるように曲がってた。
前に針を付けた人が、変な付け方をした模様。
おそらく、固定してから 無理に回して位置合わせしたんじゃないかなー。
完成後、2日放置観察して
止まりが無いことを確認。
引き渡しとします。
分解清掃 1,500円
針修正、時刻合わせ プライスレス
合計 1,500円いただきました。
使ったシリコン系溶剤がストック含め無くなったので、取り寄せたいんだけど
こんだけ頻繁に使うなら、もうワンサイズ大きな容量のものを買おうか迷うところ。
さすがに20kg缶とかは買う気にはならないが
4kg缶は買ってもいいかなぁ。
ま、こんなこともやってます。 ってことで。
価格:3,024円 |
TOSHIBA TransMemory UHYBS-064GH USB2.0対応 新品価格 |
新品価格 |
3704 WT-UPG3.0-BK-64GB USB Flash Menory USB3.0 高速 USBフラッシュメモリ 64GB Windows7/8/Mac対応 新品価格 |