残念ながら去年度の受験は不合格に終わりましたので
今回は2級の時よろしく「解説」などとはせずに「レポート」としたいと思います。
要望のあった一部の方には、通信教育チックに メールでの対応などしていきます。
前提条件として2級の受験内容を書いた
2013年09月12日「ダイジェスト版 時計修理技能士2級 実技解説01」
から
2013年11月28日「ダイジェスト版 時計修理技能士2級 実技解説07」
および、[webChronos]のブログ
2013年07月03日「時計修理技能士 2級 実技編〜001」
から
2013年11月15日「時計修理技能士 2級 実技編〜015」
までの内容を実際にやってみたこととする。
と仮定しましょうか。
参考資料として以下のものを使用します。
オリエントの総合技術解説書:
これはCal.46943が載ってるものは、まだ入手できていませんので
手持ちの中で構造が近いCal.46940のページを参考にしたいと思います。
東京時計研究所テキスト:
機械式時計の分解掃除組立の解説が画像付きでしてあります
昭和40年代の資料ですが、油種やタイムグラファーの扱い以外は
現在でも通用します。
社内注油資料:
7S26の資料ですが、構造的に近い部分も多いので
歩度調整や注油量の参考にします。
以上3つと、他に細かいところを別の資料で補う感じで。
さて、まずは準備として前回の課題時計と、使用工具を準備しませう。
時計はオリエントのCal.46943搭載機種を各自用意してもらいます。
私はヤフオクで中古品を入手しました。
工具として私が使用したものは
リストにしました。
「自分の場合」は
どんなものを使うのかは
実際に試してみてください。
次回、外装はずしからモジュールのむき出し状態までの手順を扱います。