2013年10月30日

【日記・時計】ダイジェスト版 時計修理技能士2級 実技解説05

 引き続き実技編で表回りの分解に入ります。
といっても分解は比較的簡単なんで、端折ってかきませう。


4.表輪列の分解

4−01 電池プラス端子ネジ2013_2kyu_09_01.jpg
 まずは2個見えているネジを外します。
 ふつーの右ネジです。

 ここも含め、以後コイル回りの作業には、
 作業ミス防止のカバーを。

4−02 電池プラス端子
 ネジを外したら、電池プラス端子は2箇所をフックで固定していますので
 これをピンセットで外します。

4−03 回路ブロック
 これもピンセットで断線しないように注意。

4−04 輪列受け

4−05 四番車

4−06 三番車

4−07 五番車

4−08 ローター

4−09 日の裏車

4−10 小鉄車
 よく無くす部品わたし的ナンバー1です(笑)
 歯車は表裏間違えないように、すべて方向は覚えておきましょう。

4−11 規制レバー
 ここまで外したら、2013_2kyu_09_14.jpg
 コイルブロックの抵抗値を測ります。

     《解答数値》

 断線してたりショートしていた場合、変な値が出ます。

4−13 コイルブロックネジ

4−14 コイルブロック

4−15 ステータ

4−16 おしどり

4−17 かんぬき

4−18 巻真2013_2kyu_09_21.jpg

4−19 つづみ車

4−20 第一カレンダー修正伝え車

4−21 二番車

4−22 電池絶縁板

4−23 電池マイナス端子

4−24 地板2013_2kyu_09_27.jpg
 これで分解は終了です。
 





 部品ケースには、分別しながら2013_2kyu_10_01.jpg
 部品を置いていきます。
 ローターはどこでも特別扱いです。



 実際の試験では、裏蓋を外してからここまでで
 巻真丈詰め除きで 20分以内を目指します。
 1級を見据えた理想は10分前後ですけど。

 巻真丈詰め込みで40分〜50分でしょうか。
 
 そこまで短時間でやらないと、組み立てに時間がかけれないし
 トータル2時間に収めないと、トラブルがあったときに対処の時間が取れません。
 時間配分って重要ですよと。


 洗浄と乾燥については、諸事情につき割愛。
 次回は注油と組み立てについてです。

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posted by BFN at 17:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | お仕事> 時計やおよろず | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして 私も今年度1級時計の試験を受けます 恥ずかしながら4回目 お互い頑張りましょう
Posted by anko at 2013年11月23日 18:57
はじめまして ankoさま。
私は1級初めてですが、気分は2カ年計画です(笑)
この検定、長期のモチベーション維持が要りますが
お互いがんばりませう。
Posted by BFN at 2013年11月23日 22:50
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