カッティングシートによって 金属光沢を出そうかなー
なんて考えてたんで、光沢カッティングシート「金」を100cm買ってきました。
買ってみてちょっと違和感・・・
あれ? これって、曲がらない?
他のカラーものと違って、光沢「金」「銀」は、なんか硬いっす。
まずは、熱加工。

他のカラーものは、少々厚いけど
熱曲げができるので、
形状に這わせて 貼り付けることができるんだけど
この光沢「金」、 軟らかくならない。
加熱を続けて、
ようやく軟らかくなったと思うころには
素地のウレタンが溶け始めてしまう始末。
あー、これは材質が違うんだ。
しかも、軟らかくならないので、角(かど)に貼り付けた分もエッジが出しにくい。
延びないもんね。
どうやら、光沢出しに 金属蒸着を使ってるタイプらしい。
軟らかくなった部分も、光沢が維持できない。
次に、トップコート。

ウレタンニスの半艶を吹いてみる。
乱反射で、良い具合に半光沢になることを
期待したんだが
はっきり言って白っぽい出来になっちまった。
うん。 相性が悪いのかな?
剥がれはしないので、
密着にはプライマーとか不要っぽいけど
これは、ちと白すぎ。
というわけで、総合的に 今回は このカッティングシートは使えないと判断。
使う場合は、出来た平面すべてに合わせてカットする必要がある。
正直メンドクサイ。
今回も 塩ビシート+プライマー+塗装(メッキ調?)+トップコート
の塗装で行くことにしよう。
ちと、不本意だけど。
異材質での金属の表現は、永遠の課題だよなー。


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タミヤカラー等で金・銀の塗料は在庫のみの筈で代わりに出て来た奴(笑)
百式用とかナイトオブゴールド用とか言われてました。(仲間内で)f^_^;
つぎはぎになるのでどうかという問題も。
予算的には20cm×70cm×2面とか・・・ごくり。