2023年05月24日

【日記・造形】ミニチュアフード試作3〜麺絞り器>失敗

寒かったり(氷点下有り)暑かったり(30℃有り)ひどい5月天気ですな。
こんばんは BFNです。
 
 
 パスタはじめ、麺類の試作を色々やってましたが
まぁ・・・構想自体失敗することも有る。

 先人の知恵を色々見まわってると
だいたいは手ちねりと絞り器での作業っぽいのが見て取れたので
とりあえず手ちねりでやってみた。
 形状とかは問題なさそうなんだが、麺の太さが一定にし難いので
個人的には絞り器に統一したい。
 しかし、絞り器も大きく2種類あって
モンブランメーカー含むクレイガン使うものと、プラの注射器を改造するもの。
 でも注射器型クレイガンは以前購入して、手入れが超絶メンドくさかったんで無し。
今回モンブランメーカーを検討してみるも老舗パジコ製は廃番とのこと。
仕方ないので他メーカーを購入してみる。

 まぁ、「作り」はわかってたから良いが20230515_1.jpg
精度はどうしても目的には合わない。
あとノズルになる金属プレートが
種類無しな上、ミニチュアフードには
使えないほど太い。
結論としてこれは無し。
「無いなら作れば良いじゃない」の精神で
絞り器自作に入ろうと思う。
 
 クラフト用注射器を使うタイプは色々あったが
どうもこれもクレイガンと同じような問題(手入れメンドい)が有りそうだったので
行動目標
・パーツの手入れが可能なくらい分解できること
 (絞り器を再利用できること)
・ノズル交換で麺の太さを選択できること
・絞り器のパーツの材料費を安価にすること
と、してみた。

 で、20230524_1.jpg
できたのがこんな感じ。
先端のノズルはエポパテ
シリンダー部分は塩ビ管
押し棒(ピストン)はアルミ棒
手持ちの材料とか組み合わせたら
こんな感じになった。
 
 ・・・うん。不格好なのはしょうがない。
 
 ノズルは三つ穴で0.6mmのドリル使用。20230524_3.jpg
 粘土の水分が乾燥で抜けたら
0.5mmくらいの太さにならんかな?
といった狙いだったんだが
この辺は上手くいかなかった。
やっぱ手加工だと穴がブレて広がるっぽい。
 
 
 
 
 シリンダー本体は塩ビ直管なんで20230524_2.jpg
手入れは問題なしなんだが
ピストンは内径に合わせた加工したため
結構手間がかかった。
あと、パテの加工も地味にメンドい。
全体としてかなりメンドくさい仕様に。
「目的のためには手段を選ばず
 手段のために目的を忘れる」
に通じるものがある(苦笑)
  
 で、使ってみたんだが20230524_4.jpg
注射器改造タイプと遜色は無い。
無いんだが、ものすごく絞るのに力が要る。
まぁ、シリンダーが太くなるんで
圧力の関係上そうなるよね。
しかも、ここで気が付いたのが
穴あけと麺の太さの違い問題。
どちらも0.6mmドリル使ったのに
できた麺は1.0mmくらいの太さ。
しかも乾燥しても太さ変わらない。
 結論としては失敗。20230524_5.jpg
使用毎に注射器を改造した方が
費用も手間も少ない。
手入れは考えず、使い捨てが正解っぽい。
まぁ、そういうことも有る。
 
 とりあえず目途は立ったんで
この方向で太さは要調整ということで。
 
 次はパン行ってみよう。
  
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posted by BFN at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミニチュア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする