2023年04月23日

【日記・造形】ミニチュアフード試作1〜ご飯の表現

マジ寒いです。なんなのこの天気。
こんばんは BFNです。
 
 
 ここのところ「ミニチュア作りたい熱」が出ていたので
とりあえず以前断念していたミニチュアフードに手を出そうかと思い
資材の買い足しやら、資料の整理やらしていました。
 
 手始めに「ご飯」「パン」「パスタ」辺りの炭水化物の
自分の中のスタンダードを確立しておこうかと試作開始。
先人の御業を参考にしつつ材料集めと大まかな大きさを決めてみる。
1/12を中心に据えてみましょうかね。

 んで、集めた材料がどんなものか20230423_1.jpg
観察から入ってみる。
他の人の作品を見るに
ペップって なんか
粒が大きいような気がして
おにぎりを試作して
外観確認から入ってみようかと。
 
 図面引いておにぎりの大きさと米粒の大きさを出してみたら
米粒0.4〜0.5mmが妥当かな?となったので
0.5mm材も集めてみた。
 
粒状ペップ
粒径0.6〜1.2mmくらいランダム混入(1目盛り0.5mmマイクロゲージで撮影)
1.0mmが多いか?球形ではない
見た目発泡プラスチック、非常に軽くて安価
 
徳用アクリルブリオン
大きさ小さ目の商品で粒径0.6〜1.0mmくらいランダム混入
全部球形。色はクリアを撮影したけど、パステルカラー含め種類はある。
そこそこ安価
真ん中の粒に見えるのはライトの反射で、現物は透明。
 
メタルブリオン(粒径統一のお高いヤツ)
粒径ほぼ0.4mmくらい
全部球形。真鍮のメッキ品かな?
今回の比較物で一番値段高いけど、粒径統一が魅力。
金属で重いのに1g辺り100円する。体積的に値段はペップの100倍以上か?
 
模型用ガラスビーズ
粒径ほぼ0.3〜0.5mmくらい
砕けたものと球形と混在。
だいたいの粒径表示で売ってるけど結構そろってる。
今回購入品はジオラマ用で他にも種類は多い。
ペップより値段高めだけどブリオンより安い。
 
他にカゼイン、規格違いのガラスビーズ、注射針パンチングで作ったご飯粒など
比較してます。
 
 余ってた石粉粘土で原型作って20230423_2.jpg
型取りして、各粒材詰めて
外観比較してみようかと
思ってたんですが
 
 
 
 
 
 
 始めのペップで躓いた感じ。20230423_3.jpg
つなぎに接着剤、モデナペースト、
アクリル絵の具の組み合わせで
試行錯誤してみたけど
粒が埋もれたり、
半透明っぽくなっちゃったり
崩れて纏まらなかったり
 
 
 
 比較的上手くできたけど20230423_4.jpg
粒感はあるものの
隙間が白いもので埋まってる状態で
型の接触部は壁面状になって
とても使えそうにない。
この方法は向かないってことで。
 
 
 量産もできそうな方法と思ってたけど狙った効果が出なかったなー。
試行錯誤は続きますよっと。
 
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 その他趣味ブログへ 
posted by BFN at 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミニチュア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月06日

【造形・時計】双眼顕微鏡メンテナンス

 朝はまだ寒いですが、昼は上着が要らなくなってきましたね。
こんばんは BFNです。


 ちょっと「ミニチュア作りたい病」にかかって熱が出始めましたので
材料の買い足しとか工具買いとかしてましたが
冬の間、使い難いなーと思いつつそのままにしていた
双眼顕微鏡のメンテナンスをしてみました。

 基本的に中古で買ってからレンズ周りしかいじってなかったんで
グリスの劣化とかで動きが悪かったんですが
ここ半年くらいで部品の破損が起きるくらい動きが悪くなったんで
駆動部分のグリスアップと中のレンズのクリーニングです。
 

 とりあえず、分解自体7年ぶりくらいなので20230406_1.jpg
マニュアル見ながら作業開始。
やってるうちに思い出すデショの感覚で。
 
 
 
 
 
 
 
 今回はプリズムとか光軸の20230406_2.jpg
調整はやらないのでゲージは使いません。
まぁ、純正品のゲージは持ってないので
ズレが本格的にならないと
やらないでしょうが。
 
 
 
 
 
 上下にピントを調節する20230406_3.jpg
フォーカスマウント部分が今回の難所。
ここのグリスが硬くなった上で
背面のクランプノブが破損してしまいました。
仕方なく部品どり用の方から移植しましたが
硬すぎて微動ハンドルの方も
壊れるかもしれないので今のうちに。
 
 ぶっちゃけ、素手では動かせませんでした。グリス硬すぎ。
 
 接眼レンズ周りも分解。20230406_4.jpg
レンズ全部とプリズムの
見えてる部分の汚れを拭きあげ。
視界がクリアになりました。
プリズムはここまで分解しないと
触れません。
 
 
 
 
 これでいったん終了。20230406_5.jpg
動作確認してみましたが
ちょっと緩かったので調整。
 
 マニュアルでは、
グリスは緩いのと硬いの
2種類指定がありましたが
今回は緩いのだけ使用。
指定グリスが入手できなかったので、光学用の物性が近いヤツを使ってます。

 光学機器に使う綿棒は、薬局とかで売ってるヤツは使いません。
基本的にカメラ用(今回使用。画像に写ってるやつ)か工業用綿棒を使います。
薬局の綿棒は抗菌剤が添加されてるのがほとんどなんで
溶剤使うと溶けだしてレンズに付着するんですよね。


 さて、これで作業性は上がるでしょう。
ミニチュアにも使えるしね(笑)
 
にほんブログ村 その他趣味ブログへ  にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へ 
 
posted by BFN at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする